為替変動と経済指標を知る

通貨間の価値評価である為替レートは、常に変動しつづけます。その変動の原理は単純で、通貨に人気が集まれば価値が上がって高くなり、逆に人気が無くなると、価値が下がっていきます。
人気の上下の要因には様々あります。
単純に低いものが高くなり始めれば、投資のムードが広がりどんどん人気が出ますし、人気が出て高くなったものは売って儲けを確保しようと動きが出て下がっていったりします。

この他に、その通貨を発行している国の評価や経済の動向なども、人気の大きな要因になります。
FXで取り引きをする際に、ここで考えに入れておきたいのは、取り引きする通貨が必ずペアになっていて、その動きは相対的になるということです。つまり、A通貨を買うという事はB通貨を売ることになり、同じように、B通貨を買うという事はA通貨を得ることになるのです。
例えば、A国の経済が安定していて明るい要素があれば、通常は人気がでて高くなっていくのですが、B国の国内で新たな技術が開発されてより人気が高まってしまえば、B国の通貨価値が上がり、A国の通貨価値が下がってしまうのです。
もちろん、実際の投資取り引きにおいては、A、B国間のやり取り以外に、A国とC国、B国とD国との動きも含まれるため、これほど分かり易くはありませんが、基本的な考え方として覚えておいて損はないでしょう。

人気を分ける要素のもう一つに、通貨の金利があります。金利の高い通貨を保持していれば、それだけ高い利息をもらうことができますので、その通貨はおおよそ高い人気を保ち続けます。
例えば1%の金利しかないA国の通貨を持つよりも、10%の金利のF国の通貨を持っていた方が10倍の金利が付くことになるわけで、これを得るために、F国の銀行にお金を預けることになります。
そうすると、A国の通貨は売られ、F国の通貨が買われていくことになるため、A国の通貨価値が下がりF国の通貨価値が上がり、為替レートが変動するのです。
FXではこの金利差による利益の事をスワップポイントと呼び、直接の取り引きで短期に儲けを出す以外に、中、長期的な運用方法として用いられています。
このような長期的な運用を狙って投資を行う場合に、ぜひ理解しておいてほしい要素として、経済指標(ファンダメンタルズ)というものがあります。
経済指標は、為替レートの長期的な、全体的な、大きな変動にとても強くかかわってくるからです。
この経済指標は色々な事柄が関わっているのですが、簡単に説明をするとすれば、その国の経済全体を引いた目線で見て、その経済成長率(DGP)や、物価上昇率、失業率、金利政策なども加味して総合的に判断し、景気の行き先を判断する指標の事を差します。
以前にギリシャの財政難が問題視されたことがありましたが、これをきっかけにEU加盟国の通貨であるユーロの価値が大幅に下がりました。

このように、各国のファンダメンダルズはその国の通貨価値に多大な影響を与えます。そして世界市場のなかで一番に注目をしておかなければならないのは、米ドルを通貨としているアメリカのファンダメンタルズです。
米ドルは世界中で流用される基軸通貨ですので、全ての為替レートの変動は、アメリカの影響を必ず受けているからです。

業者選定には時間がかかります。レバレッジや取引条件をまとめて分析しなければ比較。

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